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UiPath(ユーアイパス)のライセンスについて調べてみた結果まとめ

内製ツールは無料で作れるのか?

 UiPath で内製ツールが作れるかどうかですが、 UiPath には UiPath Community Edition と呼ばれるエディションがあります。これは、用途や事業規模に制約がある代わりに、ほぼほぼ有償版と同等の機能がつ使えるエディションです。この UiPath Community Edition を使えば内製ツールの作成が可能です

UiPath Community Edition の使用条件

UiPath Community Edition の使用条件は、公式ページに詳しく書かれています

https://www.uipath.com/ja/community

 まずはじめに、商用利用するのであれば UiPath Platform が必要となり、 UiPath Community Edition は使用できません。また、商用利用ではない内製ツールなどの場合は、 UiPath Community Edition が利用できますが、事業規模に下記の制約がつきます。まず、エンタープライズというカテゴリに該当する企業、具体的には

に該当する場合は、UiPath Studio とUiPath Orchestrator Communityエディションを 評価とトレーニング目的でのみ 使用できます

次に、エンタープライズに該当しない、つまり

の場合は、UiPath Studio Community Edition は最大5台まで(使用目的に制限なし)で使用でき、かつ、UiPath Orchestrator Community Edition は、評価とトレーニング目的でのみ使用できます。

つまり、内製ツールであれば UiPath Studio Community Edition を使用して作ることが可能、ということです。

お客様にロボットを納品することができるか?

 それでは、仮に有償のライセンスを購入した場合は、弊社のお客様に作成したロボットの納品や、実行形式の配布が可能でしょうか?UiPath Studio から .nupkg 形式でロボットを作成することができ、これを UiPath Robot という製品から実行することができます。UiPath StudioとUiPath Robotの導入は年額50万円程度ですから、IT導入補助金等を活用すれば約25万円で実行環境と開発環境を納品することが可能、ということになります。

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