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npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY の解消方法について

 本日npmで作業を行っている際に

npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: fsevents@~2.1.2 (node_modules/pm2/node_modules/chokidar/node_modules/fsevents):
npm WARN notsup SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY: Unsupported platform for fsevents@2.1.3: wanted {"os":"darwin","arch":"any"} (current: {"os":"linux","arch":"x64"})

が赤字で表示されたので、気になって調査した結果をまとめました。

 この表示自体は、Mac 環境で必要となるfsevents のインストールが Linux 環境であったためスキップされた、という表示です。

 解消方法を調べると -f オプションをつけるという方や、–no-optional オプションをつけろという方、また package.json の optionalDependencies に設定しろ、という話が Qiita や Stack Overflow で見つかります。

 その後も調査すると経緯として、オプショナルなパッケージへの依存関係によってインストールが失敗した場合のログレベルについての議論が下記であり
https://github.com/npm/cli/pull/169
さらにこちらでも言及されているのですが
https://github.com/npm/cli/issues/1112
結論としては

Fixing the “noisy chokidar/fsevents” problem, and how this is related to npm fund.

https://blog.npmjs.org/post/617484925547986944/npm-v7-series-introduction

からわかるように、npmのv7でこの修正が入るようです。

 なので、fsevents に対する npm WARN optional SKIPPING OPTIONAL DEPENDENCY については、上記の経緯をプロジェクトに対してきちんと説明でき共通認識が持てるのであれば、特段抑止のための修正をプロジェクト内部で入れなくても良い、と結論づけました。

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