Yappliのフォームの外部API連携について

こんにちは!FITSのアプリ開発WGです。今日はYappliのフォーム機能を使っていて気になった機能(外部API連携)について調べたことを記事にまとめています。Yappliはノーコードのアプリ開発プラットフォームで、弊社では月額39,800のYappli Liteプランを契約しています。

最初に契約した時に手違いがあったのか、必要なチュートリアル資料などが送られてきておらず、公式のチュートリアルアプリを色々と確認しながら少しずつ機能の理解を深めていきました。その中で一番理解が難しかったのがフォーム機能に内包されている「外部API連携」です。

この外部API連携については全然情報が出て来ず、こちらで想定するSlack連携などを組み込んでも全く動作してくれませんでした。設定としては

・会員登録APIのエンドポイント(プレビューアプリ用)
・会員登録APIのエンドポイント(本番アプリ用)
・APIのリクエストパラメータへのマッピング

が存在するようです。試しに設定したエンドポイントに送られてくるデータをネットワークのログで確認したところ

parameters[ud_id]=xxx&parameters[created_at]=2024-06-21 07:27:36&parameters[param1]=yyy&parameters[param2]=zzz

というように、設定したパラメータが parameters[パラメータ名] =バリューのペアで入ったテキストを、URLエンコードしたものが入っているようでした。ただ、郵便番号や性別、生年月日などは含まれておりません(おそらくYappliのサーバーにだけ連携されているのかと)

最終的にどのように利用すればいいのかをサポートに確認したところ、Yappli Lite では外部API連携の設定はできるのだけど、プランの機能には含まれていない、とのことでした。Yappli が機能追加ごとの課金であることは知っていましたが、必要最低限のYappli LiteプランではAPI連携系の機能は一切使えない、とのことでした。Yappli Liteを使ってAPIサーバーとの連携を使ったアプリを作りたい、という場合は注意が必要そうです。